2014年7月24日木曜日

バフェットからの手紙 [第3版]を読みました。

バフェットからの手紙が新しくなったのでKindle版を購入しました。実はバフェットからの手紙は以前読んだことがあります。10年近く前にネットではバリュー投資の静かなブームがありました。そのブームの中でとある個人投資家さんがバフェットからの手紙とフィッシャーの「超」成長株投資をすすめていたのですね。

当時、2冊買うのはお金が厳しかったのでフィッシャーの「超」成長株投資を買ってバフェットからの手紙は図書館で借りて読みました。フィッシャーの「超」成長株投資は当時の自分には難しかったですね。そして今の自分にとっても難しいです。(苦笑い)

そしてバフェットからの手紙も自分にとっては難しいです。わかる箇所とわからない箇所があります。もっと言うとわからない箇所のほうが多いです。一気にばりっと読めてしまうタイプの本ではありません。そもそもバフェットがバークシャー・ハサウェイの株主に宛てた「会長からの手紙」をまとめたものなので一気に読むのは不誠実な気もします。

バフェットからの手紙を読むと「自分には個別株への投資はやっぱり難しいや」という気持ちになったり、ビール片手に酔った状態で読むと「自分も内容が理解できる企業を割安で買って大儲けだ!」という気持ちになったります。恥ずかしながら簡単に気持ちがぶれてしまいます。ぶれぶれです。

バフェットの言葉をもっと短くまとめた本もあります。amazonを検索すると出てきます。名言集的な本です。自分も持ってます。読みやすいのはいいのですが、読みやすすぎてうっかりわかった気になってしまいます。簡単にバフェットを理解した気になってしまう危うさを秘めています。わからない事をわかった気になるよりは、わからないことは(自分が不勉強なので)わからないのだと認識しておいた方が幾分マシです。バフェットからの手紙も繰り返し読めば徐々にわかるようになります(そう思いたい)。バフェットからの手紙は食べごたえはありますが陳腐化しない系の本です。

自宅ではiPadやKindle Paperwhiteで読んで、出先でiPhoneのKindleアプリで開くとちゃんと途中から読めるのは嬉しいですよね。地味に感動するポイントです。

単行本は約600ページなので重たいです。だからスマホでも読めるKindle版がおすすめです。しかもKindle版は単行本よりずいぶん安いです。

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