この度は当ブログにご訪問いただき、また管理人に興味を持っていただきありがとうございます。ハンドルネームはnetemateです。
20XX年にサラリーマンを退職し、アフィリエイト、物販、サイト制作を始めました。当初は個人事業として運営していましたが、後に法人化し、その後複数の会社を立ち上げました。その後、会社の清算や売却を経て、2020年にはほぼFIRE生活に入りました。
2021年からYouTubeをはじめました ねてまて資産運用
ブログについて
最近、「管理人について」のページがよく読まれていることに気づきました。本ブログの主な内容は「株を購入しました」「現在の資産状況」など、データを羅列したシンプルな記事が中心です。こうした無機質な記事は、個人的な意見を綴るよりも執筆の負担が少なく、そのおかげで長く続けることができています。
かつては仕事として複数のサイトを運営し、そこで得た経験から「どのようなサイトが好まれるか」についての理解はある程度あります。しかし、このブログは完全に趣味として運営しており、仕事のように濃密な記事を頻繁に投稿するつもりはありません。趣味だからこそ大切なのは、「無理なく続けられること」だと考えています。
日々の株価に一喜一憂していた頃
20代の頃、株式投資を始めました。当時は「ネット証券を活用すれば、個人でも低コストで手軽に株が買える」というムードが広がっており、その流れに乗って証券口座を開設しました。
主にバリュー投資関連のブログを参考にし、紹介されている書籍を読んで勉強しました。ただし、20代前半の若者に投資できる資金は限られており、わずかなお金で株を購入し、毎日の値動きに一喜一憂していました。四季報のCD-ROMを使ってスクリーニングを行い、割安株を探すことにも多くの時間を費やしていました。今と比べると、投資にかける時間は圧倒的に多かったです。
投資を始めたきっかけについては、別の記事「株式投資を始めたきっかけ」に詳しく書いています。
株式投資を始めたきっかけ
2006年初頭、ライブドアショックで狼狽売り
2006年1月16日の夕方、ライブドアに強制捜査が入り、翌日から日本株市場は急落。いわゆるライブドアショックが発生しました。保有株の含み益が一瞬で消え去った衝撃と、日々の値動きに神経をすり減らすストレス、そして当時の仕事の厳しさも重なり、保有株をすべて売却しました。
その後、会社を退職し、しばらくの無職期間を経て個人事業を開始。事業が軌道に乗り、法人化することで生活も安定しました。預金が増えてきたことを機に、2008年にはTOPIX連動型上場投資信託(1306)を1,387円で200株、金価格連動型上場投資信託(1328)を2,970円で200株購入しました。その後、TOPIX連動型ETFは気づいたときに買い増しを続け、2012年3月14日に売却。金ETFの200株は長期保有し、2017年1月16日に売却しました。
投資ブログの移り変わり
投資に関する情報収集のため、かつてはバリュー投資関連のブログを頻繁に読んでいました。しかし、「海外ETFで資産運用」を始めるにあたり、久しぶりに過去のブログをチェックしてみると、多くが閉鎖されていたり、更新が止まっていたりしました。
- 約6割はブログ閉鎖
- 約3割はライブドアショック後に更新停止
- 残りの1割のみが継続
この低い「生存率」には驚かされました。継続的にブログを運営するには、それ相応の情熱が必要だと改めて実感しました。
2012年初頭、本格的に投資を再開
2012年初頭、円高が進行し、ドル円相場は80円を割り込みました。日経平均株価も10,000円を下回り、「今が投資の好機かもしれない」と考えました。
当時の政権は民主党で、野田佳彦総理の時代。民主党の支持率低下から、次回の衆院選で政権交代が起こるのは確実視されていました。次の政権を担うのはおそらく自民党となり、景気対策が本格化すると予測。まだ「アベノミクス」という言葉すら存在しなかった時期の話です。
とはいえ、デイトレードのような短期売買で勝ち続けるのは難しいことを身をもって経験していました。そのため、「もっと堅実な投資方法はないか」と模索し、何冊も本を読みました。
特に影響を受けたのは以下の本です。
- 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
- ウォール街のランダム・ウォーカー
- 敗者のゲーム
- 橘玲氏の本
- 山崎元氏の本
上これらの書籍を通じて、現在の投資方針が確立されました。この時期に良書と出会えたことは、非常に幸運だったと感じています。
以下の図は「株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす ジェレミー・シーゲル著」からの引用です。
12-1のグラフは長期的に株式のリターンが他のリスク資産を上回っています。12-2のグラフは短期的にはリスクの高い株式クラスが20年-30年の長期では債券や短期国債よりも低リスクであることがわかります。株式投資の未来にはこの他にも過去のデータに基づいた分析がされていて、読んでいて納得感があります。
「過去のリターンは未来のリターンを保証しない」
投資や資産運用に関する書籍では、よく次のようなフレーズが登場します。
「過去のリターンは、将来のリターンを保証するものではない」
過去に株式のリターンが良好だったからといって、今後も同じように推移するとは限りません。未来の市場動向は誰にも予測できません。そのため、資産運用の方法は人それぞれです。
短期売買(デイトレード)に挑戦する人もいれば、不動産投資に全力を注ぐ人もいるでしょう。
私自身は、広く分散された株式(ETF)を長期で保有し、得られた配当金は再投資するというシンプルな手法を選択しました。この方法であれば、証券口座を開設し、インデックスファンドを購入するだけなので、非常に手軽です。
投資の方針
私の投資方針として、個別株にはあまり注力しません。基本的に、余剰資金ができるたびに淡々と買い増していくスタイルです。そのため、投資ブログとしてはあまり刺激的な内容ではないかもしれません。
やはり、値動きの激しい個別株に全力投資しているブログのほうが、スリリングでエンタメ性が高いものです。しかし、私には専門的な知識もなく、プロの投資家に勝てるとも思っていません。
そのため、余剰資金をコツコツと投資に回していくことを重視しています。
管理人の実際の投資状況
VTをメインにKXI、VB、VDE、VDC、VHTのETFで7割、残りは個別株とキャッシュです。
ETFの中でも、特にVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)をメインとする理由は、全世界の株式市場に広く分散できる点にあります。個別の企業や国に依存するリスクを抑えつつ、世界経済全体の成長に連動できるため、長期投資には最適な選択肢だと考えています。
追記: しかし、2025年現在では、VTよりもeMAXIS Slim 全世界株式の方が優れた選択肢となりつつあります。配当金が自動で再投資されるため、税負担を抑えつつ複利効果を最大限に活かせるほか、円建てで手軽に運用できるといったメリットも多く、日本の投資家にとってより適した選択肢だと言えるでしょう。
個別株の選定基準
個別株を選ぶ際には、以下のような基準を重視しています。
- 今後も成長が期待できる企業
- 自分が死んだ後も存在していそうな企業
- 強いブランド力を持っている企業
- 増配傾向にある企業
直近の投資状況は、投資状況を見てください。
まとめ
私の投資スタイルは、派手さはないものの、長期的な安定成長を重視した戦略です。過去の市場データを参考にしつつも、「未来のリターンは保証されない」という基本的な認識を忘れずに、コツコツと資産形成を続けていきます。
今後もシンプルかつ堅実な投資を継続し、その過程をブログで発信していきますので、興味がある方はぜひご覧ください。
2025年02月07日更新
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