2019年は特に明確な目標を立てていたわけではありませんでしたが、「バイ・アンド・ホールドを継続できれば十分」という感覚で運用を続けました。
その結果、2019年は保有株やETFを一切売却せずに1年を終えることができ、満足のいく年となりました。
VIX指数の空売りでの利益
このブログではあまり触れていませんでしたが、2019年はVIX指数に連動する商品の空売りを行い、お小遣い程度の利益を得ることができました。
VIX指数関連の取引は、あくまで「楽しみ」の一環として位置づけており、全金融資産の5%以内で運用するというルールを設けています。このスタンスを維持しつつ、リスク管理を徹底していくつもりです。
配当金50,000USD突破という節目
2019年は、個人的に大きな節目となる年でした。受け取った配当金が50,000USD(日本円で約540万円)を超えたのです。
自慢ではありませんが、私はサラリーマン時代に540万円もの年収を得たことはありません。しかも、これは労働による収入ではなく「不労所得」です。改めて、長期的な資産運用の力を実感する機会となりました。
2020年は大きな生活の変化へ
2020年は、生活を大きく変える予定です。住む場所や仕事を見直し、新たな環境に身を置いてみるつもりです。
その理由は単純で、「今の生活が退屈だから」。
これまでの人生では、「生活がピンチだから」「環境が辛いから」といった理由で変化を選んできました。しかし、今回のように「退屈だから」という理由で生活を変えようと思ったのは初めてのことです。
安定した収入を捨ててでも、新たな挑戦を
今の仕事を続けていれば、安定した収入は得られるでしょう。しかし、それをあえて手放す決断をしました。
一定の金融資産を築くことができたこともあり、今は「お金のために働く」という意識が薄れつつあります。それよりも、新しい環境に飛び込み、自分がどこまでやれるか試したいという気持ちが強くなっています。
自分のやろうとしていることが、非常に贅沢な選択であることは自覚しています。正直、少しビビっています。「こんな贅沢な選択をして、バチが当たらないだろうか」と。
収入の変化と資産運用の方針
この決断により、現在の仕事から得られる労働収入は大きく減る見込みです。しかし、仮に労働収入がゼロになったとしても、税引前で年間500万円程度の配当収入が見込めます。
それでも足りなければ、保有している株やETFを売却することも視野に入れています。ただし、できれば売却せずに資産を維持したいというのが本音です。
「セミリタイア」というより、新たな挑戦
世間では、「一流サラリーマンがセミリタイアする」というストーリーがよく取り上げられます。しかし、私の場合は一流サラリーマンではなく、どちらかというと自営業者に近い立場です。
そう考えると、「仕事に飽きた自営業者が、別の仕事を始める」というだけの話なのかもしれません。
バイ・アンド・ホールドは継続
資産運用の方針については、これまでと変わらずバイ・アンド・ホールドを継続します。
もちろん、市場は常に変動します。もし株価の暴落や為替の急変動が起きたら、そのとき自分はどんな感情を抱くのか。そんな局面でもバイ・アンド・ホールドを貫くことができるのか。
これは不安要素であると同時に、自分自身の投資スタンスを試す機会として、楽しみでもあります。
今年もよろしくお願いします
新たな生活への挑戦と、変わらぬ投資方針。2020年も、地に足をつけながら歩んでいきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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