2012年12月10日月曜日

中小企業経営者の生活防衛資金とは

資産運用をされているブログでよく見るワードに"生活防衛資金"があります。持ってるお金を全部投資に振り向けるといざという時の出費に困るからある程度は流動性の高い現金やMRFで持っておこうね。という考え方ですね。僕の場合は個人の生活防衛資金ももちろんなのですが、経営している法人の事も考えないといけないので結構面倒くさいです。支払う税金の分は残しておかないといけないし、従業員の給与はもちろん自分の役員報酬も残しておかないといけない。そもそも株に投資するよりも割のいい事業があればそっちに資金を振り向けたほうがよくね?という考えはベースとして持っていなければいけません。

株やETFのいいところは

  • ある程度健全な企業の株を買っておけばそうそう紙くずにならない。
  • 分散されたETFなら紙くずになる心配がない。
  • 超優秀な人が働く会社に関われる。うまくいけば儲かる。
  • 自分が経営する必要がない。

大きくこの4つですね。吹けば飛ぶような会社をやっている僕にとっては3番目と4番目は非常に魅力的です。

会社をやっていると儲け話みたいなものがよくやってきます。この事業稼げるから一緒にやりませんか?とかいいアイデアがあるから出資しませんか?とかですね。僕のようなちっぽけな会社にやってくる話は胡散臭いものも多々あるわけです。もちろんその手の話に乗って「出資したウン千万丸々損した」なんていう話はよく聞きます。どれが本当にオイシイ話かなんてなかなか見分けられるものではありません。その点上場されている株やETFはなんと安心な事でしょう。いつだって売ろうと思えば売れますし、出資したお金を持ち逃げされるなんて事もありません。

「上場されている企業にも怪しいところは沢山ある」なんて意見もあるかとは思いますが、それ以上に中小は怪しいところが多いですから(笑)

そんなわけで本当に信頼出来るところから確度の高い儲け話が来るまではETFと株を中心に運用していきます。僕の場合、個人の生活防衛資金は生活費1年〜2年分くらいあればいいかなと考えてます。生活防衛資金はそれぞれの家族や生活スタイルによってそれこそ十人十色ですよね。僕はあまり厳格にやると疲れてしまうので1年〜2年分くらいというふわっとしたくくりで生活防衛資金をキープしていきます。

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