2013年12月11日水曜日

「投資で一番大切な20の教え」を読みました。

この本、買おうか買うまいか結構悩みました。だって本のタイトルが「投資で一番大切な20の教え」ですよ?まるで「はてなブックマークでホットエントリに入っているのでクリックしてみたら浅ーいライフハック系の記事で読むだけ時間の無駄でした」臭が漂うタイトルじゃないですか。

結論は買ってよかった読んでよかった。に尽きます。タイトルの先入観で警戒してすいませんでしたと著者のハワード・マークスさんに伝えたいです。この本はネットの評価も軒並み高いです。amazonについてる☆及びコメントも購入の参考になります。誰にでも1回読んだら2度と読まない本と繰り返し読む本がありますよね。自分にとって「投資で一番大切な20の教え」は間違いなく後者。なだけにkindle化を強く望みます。折角買ったkindle paperwhiteでもっと投資関連の本を読みたいんです。

内容は普遍的なので今読んでも10年後に読んでも等しく価値があるタイプの本。週刊誌に載っている「アベノミクスで大儲け!出遅れ銘柄はこれだ!」のような記事とは真逆なベクトルの本です。「投資で一番大切な20の教え」には特定の銘柄がいいとか悪いとかそんな話は出てきません。もっと根源的な投資に対する哲学が書いてあります。

で、この本を仮に投資を始めたばかりの頃の20代前半の自分にプレゼントしたとしてですね、当時の自分は喜んでくれるのか?というと多分喜ばないと思うのですよ。「こんなまどろっこしい本じゃなくてどの銘柄買えば手っ取り早く儲かるのか教えてくれよ」と叫ぶんじゃないかな。。なのでこのタイミングでこの本に出会えて良かったと感じています。

個人的には

  • 1.二次的思考をめぐらす
  • 7.リスクをコントロールする
  • 14.無知を知る
が心に残りました。

価格は2,000円プラス消費税。この価格、読む前は割高だと思っていましたが読んでみたら格安でした。もし将来、2,000円でkindle版が出たら躊躇なく払います。だからkindle版プリーズ!

0 件のコメント:

コメントを投稿